なぜ資本・賃労働間を指揮命令権の売買という見解を採用できないかと言えば, 資本概念,その価値増殖という概念にそぐわない,齟齬を来すから.
| 労働力 | 指揮命令権 | |
|---|---|---|
| 内容 | 一般的能力 | 限定せず(法的概念に過ぎず内容不問) |
| 視点 | 自分視点 | 他者視点 |
| 売買主体 | 本人にとって売れる(価値を持つ) | 本人にとって使用価値はないが,「他人のための使用価値」という意味では商品として価値,使用価値を持ちうる。(売りに出される(商品である)以上,商品価値を持つ) |
| 売った後の価値 | 本人をおいて価値を有さない(本人の医師を離れて転売等は想定できない) | 買い手がさら転売すると,商品であり,価値を持つ |
| 価値の姿態変換 | 価値は一旦消滅し,新たに生み出される。{本源的弾力性論(山口,小幡)は,素材としての差を指摘しているにすぎず,価値変態の差を語っていないのでは?} | 価値は維持され「増える」 |
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