学期末,テスト準備や来年度のシラバス編集のため,ゆっくり考察する時間がない。
様々な業務のスキマに一言述べておこう。
なぜ価値論に首を突っ込んでいるのか?
- 価値論が前提とする,客観的価値形成労働は労働の,また資本の下の労働の一部
労働の多様性を明らかにしたい - 最近の,労働力商品概念の形骸化への疑問
例えば,しばしば置き換えられる「指揮命令権」概念は「雇用」という法的概念を意味するに過ぎず,資本の価値増殖と結び付かない。小幡氏が強調しているように,単なる「量的増加」ではなく「価値増殖」が資本の本質であるとすれば,商品価値への資本投下を示す必要がある。
雇用概念では,指揮命令権の有無を基準に非雇用(個人請負)との違いを示すに過ぎず,雇用の中の様々な労働の違いを価値形成との関係で明らかにできない。 (雇用の中にも指揮命令を受ける程度に違いがあるとは言えるだろうが,それだけでは,価値,したがって資本とのを明らかにしたことにはならない)
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