書評仕事

1ヵ月以上、更新が途絶えてしまった。

9月の学会報告に向けて生煮えの構想をあれこれいじっているうちに、8月末の研究合宿で書評報告を依頼され、本を読みながらノートを取る作業に追われていたためである。 ノート取りはまだ終わっておらず、内容を詳しく述べることはできないが、現時点で気付いた点を1つ、2つ記しておきたい。

  • 冒頭で、従来の労働力商品概念では能力主義論や人的資本理論に対抗できないという趣旨が述べられていたため、最近の賃金制度に関する分析かと想像していた。しかし読み進めると、あくまで資本主義システム一般に関する理論的考察であった。
  • 私は学会報告で、労働力商品概念を前提に労働の多様性・階層性を論じようと考えていたが、この本を読む中で、そもそも労働力商品概念そのものを再検討する必要性を強く感じている。

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