報告コメントの難しさ

今月初旬,報告原稿を提出すると,今度は自分がコメンテーターを務める報告の原稿を読み,コメントを作成することになった。発想や考え方の異なる他者の原稿を理解するのは容易ではない。とりわけ今回は,対象としている現実が,増大しつつある大卒ホワイトカラーの労働という点では共通しているにもかかわらず,アプローチがまったく異なり,むしろ正反対といってよい。そのため,理解することもコメントをまとめることも難しかった。


ただし,「理解が異なる」と指摘するだけでは外在的な批評にとどまる。一方で,議論の細部に立ち入ってコメントしたとしても,それだけでは形式的な批評に終わるおそれがある。その問題に対する自分自身の考えがなければ,論理上の疑問点を指摘するだけになりかねないからである。


そこで,まず報告の流れを4点に整理し,それぞれについて自分の問題関心に引きつけながら疑問点を挙げることにした。そして,21日(月)中にコメント原稿をまとめ,報告者と司会者に提出した。


コメント