8月初め,私学の講義を終え,成績評価も済ませていよいよ秋の学会報告の準備を本格的に進めようとした段階で,パタッと止まった。
原因の1つは,別の用事が発生して、お盆期間中,その対応に追われたことであるが,
もう1つは,やはり報告の構成について,特に問題解決の方向性について迷いが生じたことである。
報告の問題提起は経済原論研究のいろいろな分野論点に関わると考えているが,一回の報告,一編の論文で論点を詰め込みすぎるのも問題であるし,かと言って絞り込みすぎると趣旨が変わってしまいそうだしで,先に進まなくなった。
とは言え,仙台経済学研究会(故馬渡尚憲先生が主催されていた研究会)の報告が8月23日に控えていたため,方向性を決めなければならない。
そこで,価値タームで捉えられている利潤率概念を価格タームで捉え直すことによって景気循環論に結びつく競争が刷新される、という話にした。
コメント
コメントを投稿